Nikon FE Film cameraとは？
Nikon FE Film cameraは、ニコンが1978年に発売した35mmフィルムカメラです。FEは「フル・エレクトロニック」の略で、その名の通り電子制御を採用した初のニコンカメラです。このカメラは、高性能な機能と優れた操作性を兼ね備えており、アマチュアからプロまで幅広いユーザーから支持されました。
特徴
– 電子制御シャッター: FEは、電子制御シャッターを採用しており、シャッタースピードや露出を精密に制御できます。これにより、多様な撮影条件に対応し、正確な露出を実現することができます。
– TTL露出計: FEは、TTL（スルーザ・レンズ）露出計を搭載しています。これは、レンズを通して実際の被写体の明るさを計測し、露出を適切に制御する機能です。この機能により、被写体の明暗差のあるシーンでも正確な露出が可能です。
– インターチェンジャブルレンズ: FEは、ニコンのFマウントレンズを使用することができます。これにより、幅広い焦点距離や特性を持つレンズを使用して、さまざまな撮影ニーズに対応できます。
– コンパクトなボディ: FEは、コンパクトで軽量なボディ設計が特徴です。このため、持ち運びや操作が容易であり、長時間の撮影にも適しています。
発売日と価格
Nikon FEは、1978年に発売されました。当時の価格は、ボディのみで約60,000円でした（レンズは別売り）。当時の他のフィルムカメラと比較しても、FEは高性能な機能を備えながら、競合他社よりも手頃な価格で提供されました。
実体験
私は最近、中古で手に入れたNikon FEを使って撮影しています。このカメラの操作性と画質には本当に満足しています。シャッタースピードや露出を簡単に調整できるため、被写体に合わせた細かな調整が可能です。また、手持ち撮影でもブレが少なく、クリアな写真を撮ることができます。
レンズの選択肢も多く、自分の撮影スタイルに合わせてレンズを変えることができるのも素晴らしいです。特に、ニコンのAiレンズとの組み合わせは、非常に高品質な写真を撮ることができます。
Nikon FEは、オールマイティなフィルムカメラとして、初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめできるカメラです。その性能と使いやすさは、今でも多くの写真愛好家から高く評価されています。
