Nikon EM Film cameraとは？
Nikon EMは、ニコンが1979年に発売した35mmフィルムカメラです。このカメラは、当時のニコンのフィルムカメララインナップの中で、初心者やアマチュア向けに設計されました。EMという名前は、「エントリーモデル」を示しており、手頃な価格で高品質な写真を撮ることができることを意味しています。
主な特徴
– コンパクトなボディ：Nikon EMは非常にコンパクトで軽量なボディを持っており、持ち運びや取り扱いが非常に簡単です。初心者や旅行者にとって、非常に便利なカメラです。
– 自動露出制御：Nikon EMは、組み込まれた露出計によって、被写体の明るさに基づいて自動的に露出を制御する機能を持っています。これにより、露出に関する心配をすることなく、簡単に美しい写真を撮ることができます。
– ニコンFマウント：Nikon EMは、ニコンの伝説的なFマウントレンズシステムに対応しています。これにより、幅広いレンズの選択肢を活用することができます。
発売日と価格
Nikon EMは1979年に発売されました。当時の価格は、ボディだけで約39,800円（税抜き）でした。レンズキットも販売されており、ニコンの50mm f/1.8レンズとセットで約57,800円（税抜き）となっていました。
経験談
Nikon EMは私が最初に使ったフィルムカメラであり、初心者には非常に扱いやすいカメラだと感じました。自動露出制御がありながらも、マニュアルモードも備えており、徐々に撮影スキルを磨くことができました。
また、Fマウントの互換性も魅力的でした。さまざまなレンズを試すことができ、シチュエーションに応じて撮影の幅を広げることができました。
ただし、一部のユーザーからは、プラスチック製のボディが安っぽく感じるという意見もありました。また、一部の高度な機能（例：高速シンクロ）が欠けていることも指摘されていましたが、初心者にとってはあまり気になることではありませんでした。
総合的に見て、Nikon EMは優れたエントリーレベルのフィルムカメラであり、初心者やアマチュアフォトグラファーにおすすめの一台です。予算に制約のある方やフィルム写真に興味を持つ方にとって、お買い得な選択肢となるでしょう。
