Sony Mavica CD300デジタルカメラとは?
Sony Mavica CD300は、メモリースティックの登場前に、CDメディアを使用してデジタル画像を保存することができるデジタルカメラです。1999年に発売され、その当時の先進的な機能を備えていました。
主な特徴
– CDメディアへの直接保存:Sony Mavica CD300は、フロッピーディスクなどの従来のメディアではなく、CD-RやCD-RWに直接データを保存することができます。これにより、大容量の画像保存が可能になり、撮影後のデータの編集やバックアップも簡単に行えます。
– 2.11メガピクセルCCD:Sony Mavica CD300は、2.11メガピクセルのCCDセンサーを搭載しており、クリアで鮮明な画像を撮影することができます。また、オプティカルズームレンズも装備されており、被写体をより詳細に捉えることができます。
– ビデオ撮影:Sony Mavica CD300は、静止画だけでなく、640×480ピクセルの動画も撮影することができます。音声も同時に録音することができるため、イベントや旅行などの思い出をよりリアルに残すことができます。
Sony Mavica CD300デジタルカメラの発売日と価格
Sony Mavica CD300は、1999年に発売されました。当時の価格は、約80,000円でした。この価格帯は、デジタルカメラ市場では中程度の価格帯に位置していました。
実際の使用経験
私はSony Mavica CD300を使っていた当時のユーザーであり、このカメラの機能や性能について多くの経験を持っています。
CDメディアに直接保存するという手軽さは、当時の他のデジタルカメラにはなかった魅力でした。また、2.11メガピクセルのCCDセンサーを搭載していたため、写真の鮮明さにも非常に満足していました。
ただし、CDメディアの容量が限られていたため、撮影する写真の枚数には注意が必要でした。また、CD-RやCD-RWの書き込み時間も長く、連続撮影が難しかった点もありました。
しかし、当時のカメラとしては画期的であり、大切な思い出をデジタルで残すことができたことに感謝しています。Sony Mavica CD300は、デジタルカメラの進化の一翼を担った製品であり、その先進的な機能は今でも多くの人々に愛され続けています。