Sigma SD14とは?
Sigma SD14は、シグマが2006年に発売したデジタル一眼レフカメラです。このカメラは、デジタルカメラのイメージセンサーとして、シグマ独自のFoveon X3センサーを使用しています。
Foveon X3センサーは、一般的なデジタルカメラのセンサーとは異なる特徴を持っています。通常のデジタルカメラのセンサーは、各ピクセルが一つの色情報(赤、緑、青)を捉えるため、色の再現性には限界があります。しかし、Foveon X3センサーは、各ピクセルが3つの色情報を捉えることができるため、色の再現性が非常に高くなっています。
主な特徴
- Foveon X3センサーによる高い色再現性
- 1410万画素の解像度
- RAWファイルの撮影が可能
- ISO感度100-1600
- 3.0インチの液晶モニター
Sigma SD14は、ユーザーが写真のクオリティにこだわり、よりリアルな色再現性を求める方に特におすすめのカメラです。また、RAWファイルの撮影が可能なため、画像の後処理にも力を入れることができます。
2006年の発売当初は、競合他社の一眼レフカメラと比較してやや高価でしたが、その後のモデルチェンジにより、価格帯の幅を広げ、より多くのユーザーが手に入れることができるようになりました。