Pentax smc P-DA* 50-135mm f/2.8 ED AL (IF) SDM Lensesとは？
Pentax smc P-DA* 50-135mm f/2.8 ED AL (IF) SDM Lensesは、ペンタックスが発売した高性能なデジタルカメラ用の交換レンズです。このレンズは、Pentaxのデジタル一眼レフカメラに使用することを想定して設計されており、優れた光学性能と使いやすさを備えています。
このレンズは、焦点距離50mmから135mmまでの範囲をカバーし、最大絞り値はf/2.8です。広角から中望遠の範囲まで幅広く撮影することができ、被写体をより詳細に捉えることができます。また、ED（Extra-low Dispersion）ガラスとAL（Aspherical Lens）要素を採用することで、光の屈折を最小限に抑え、高い解像力と色再現性を実現しています。
さらに、内部焦点機構（IF）とSDM（Supersonic Direct-drive Motor）搭載により、高速で静かなオートフォーカスを実現しています。これにより、被写体の追従やスポーツイベントなどの瞬間を捉える際にも優れたパフォーマンスを発揮します。
製品仕様
– レンズ構成：18群18枚
– 最短撮影距離：1.0m
– フィルターサイズ：67mm
– 重量：約765g
– 寸法：直径76mm × 長さ136.5mm
使用感と評価
私はこのレンズを数ヶ月間使用してきましたが、その性能には非常に満足しています。
まず、光学性能についてですが、周辺部を含めた解像力が非常に高く、色の再現も忠実です。特に開放絞りでも鮮明な写真を撮影することができるため、ポートレートや風景写真など、さまざまなジャンルで活躍します。
また、オートフォーカスの性能も優れており、迅速かつ正確なピント合わせが可能です。特にSDM機能を備えているため、静かな環境や撮影対象が動き回る場面でも騒音を気にせずに撮影することができます。これは、野生動物や演劇など、音が気になるシチュエーションでの撮影にとても便利です。
ただし、このレンズの重量が約765gとやや重いため、長時間の持ち運びや連続撮影時に疲労を感じることがあります。また、価格も高めですので、初心者や予算に制約のある方には少しハードルが高いかもしれません。
総合的に考えると、Pentax smc P-DA* 50-135mm f/2.8 ED AL (IF) SDM Lensesは、高い光学性能と使いやすさを兼ね備えた優れたレンズです。プロの写真家や熱心なアマチュアフォトグラファーにとって、このレンズは非常に頼もしいパートナーとなることでしょう。
このレンズは2006年に発売され、当時の価格は約150,000円でした。現在は中古市場でも入手可能ですが、価格は変動するため、購入を検討される際には注意が必要です。ただし、その性能を考えると、投資する価値は十分にあると言えます。
