Nikkormat FTn Film cameraとは？
Nikkormat FTn（ニコーマット エフティーエヌ）は、日本のカメラメーカーであるニコン（Nikon）が製造・販売したフィルムカメラです。1967年に発売され、一眼レフカメラの中でも優れた性能と耐久性を持ちながら、リーズナブルな価格で提供されました。
主な特徴
Nikkormat FTnは、当時の一眼レフカメラの中では比較的コンパクトで、堅牢なボディが特徴です。シャッタースピードは1秒から1/1000秒まで設定可能であり、露出計も内蔵されていました。また、マウントはニコンのFマウントを採用しており、レンズの互換性が広く、多様なレンズを使用することができます。
FTnは、マニュアル操作のみで撮影することができますが、露出計を持っているため、初心者でも簡単に正確な露出を得ることができます。そのため、初めてのフィルムカメラを使う人にもおすすめの機種となっています。
発売日と価格
Nikkormat FTnは、1967年に発売されました。当時の価格は、ボディのみで約45,000円でした。さらに、レンズを購入する場合は、価格が異なりますが、合計で約60,000円から80,000円程度が必要でした。
実体験
私がNikkormat FTnを購入したのは、フィルムカメラを使い始めたばかりの頃でした。その当時、デジタルカメラがまだ一般的でなく、フィルムカメラの魅力に惹かれていました。
Nikkormat FTnは、初めてのフィルムカメラとしては使いやすく、頑丈な作りもあり、安心して持ち歩くことができました。さらに、ニコンのFマウントを採用していたため、様々なレンズを使って撮影することができ、写真の表現力も広がりました。
フィルムカメラの醍醐味は、フィルムを現像する楽しみです。撮影後に暗室でフィルムを現像し、写真が現れる瞬間はとても感動的でした。Nikkormat FTnを使って撮影した写真は、鮮明で色彩豊かであり、デジタルでは表現しきれない温かみを感じることができました。
Nikkormat FTnは、フィルムカメラの中でも優れた性能と耐久性を持ちながら、手頃な価格で購入することができるカメラです。フィルムカメラの魅力を味わいたい方や、アナログ写真の世界に興味がある方には、ぜひおすすめしたい機種です。
