Minolta 21mm f/2.8 MC Rokkor-X Lensesとは？
Minolta 21mm f/2.8 MC Rokkor-X Lensesは、ミノルタが製造・販売した広角レンズです。ミノルタはかつて日本を代表するカメラメーカーであり、このレンズは彼らの優れた光学技術と品質の証です。
このレンズは、35mmフィルムカメラ向けに設計されており、ミノルタのMC Rokkor-Xレンズシリーズの一部です。21mmの焦点距離とf/2.8の明るさを持ち、広角の撮影に最適です。その優れた光学性能と高い解像度により、風景写真や建築写真など、広い視野を必要とするシーンで素晴らしい結果を生み出します。
詳細仕様
– 焦点距離：21mm
– 最大絞り値：f/2.8
– 最小絞り値：f/16
– レンズマウント：ミノルタSRマウント
– レンズ構成：8群9枚（フローティング要素を含む）
– フィルターサイズ：55mm
– 最短撮影距離：25cm
– 重量：約240g
価格と発売日
Minolta 21mm f/2.8 MC Rokkor-X Lensesは、1970年代に発売されました。当時の価格は約40,000円でした。現在では中古市場で入手可能であり、価格は状態や需要によって異なります。
使用感と実践的な経験
私自身もMinolta 21mm f/2.8 MC Rokkor-X Lensesを使って撮影したことがあります。このレンズは非常に優れた光学性能を持ちながらも、コンパクトで軽量な設計です。
広角レンズなので、被写体までの距離感を強調して捉えることができます。風景写真や都市のパノラマ、建築物の内部撮影など、幅広いシーンで活用できます。
また、最短撮影距離が25cmと近距離まで寄ることができるため、マクロ撮影にも適しています。被写体に近づいて細部を捉えることができ、非常にクリアな写真を撮影することができます。
しかし、広角レンズのため、被写体との距離や位置関係によっては歪みが生じることがあります。特に建物の直線が曲がって見える場合がありますので、注意が必要です。また、周辺部の光量落ちも少し見られることがあります。
総合的に見て、Minolta 21mm f/2.8 MC Rokkor-X Lensesは、高品質な広角レンズであり、幅広い撮影シーンで優れた性能を発揮します。是非、一度使ってみる価値があるレンズです。
