Mamiya RZ67 Professional (1982) Film Cameraとは?
Mamiya RZ67 Professionalは、1982年に発売されたフィルムカメラの一つです。このカメラは、プロフェッショナルカメラマンや写真愛好家に大変人気がありました。Mamiyaは、高品質なカメラとレンズを提供することで知られる日本のカメラメーカーであり、RZ67 Professionalもその一環として生まれました。
主な特徴
Mamiya RZ67 Professionalは、その堅牢なビルドクオリティと高性能なシステムで評価されています。以下に、このカメラの主な特徴を紹介します。
1. 中判サイズ:Mamiya RZ67 Professionalは、中判フィルム(6×7cm)を使用するカメラです。この大きなフィルムサイズにより、非常に高い解像度と豊富なトーン表現が可能となります。逆に言えば、フィルムが小さい35mmカメラに比べると、撮影可能なコマ数は少なくなります。
2. インターチェンジャブルバック:このカメラは、フィルムを巻き上げるバック部分が交換可能なシステムを採用しています。このため、異なるフィルムバックを使用することで、異なるフィルムタイプやISO感度を簡単に切り替えることができます。
3. 大型モニタ:RZ67 Professionalには、カメラの背面に搭載された大型モニタがあります。このモニタは、撮影前に撮影領域や設定を確認するために非常に便利です。
4. 豊富なレンズラインナップ:Mamiya RZ67 Professionalには、交換可能なレンズが豊富にそろっています。標準レンズから望遠レンズまで、さまざまな被写界深度とピクチャーコントロールを提供します。
5. シャッターコントロール:このカメラは、電子制御システムを搭載しています。シャッタースピードは1秒から1/400秒までの範囲で設定可能です。また、ミラーアップ機能や長時間露光も可能です。
発売日と価格
Mamiya RZ67 Professionalは、1982年に発売されました。当時の価格は、ボディだけで約20万円でした。レンズは別売りで、価格はレンズの種類や仕様によって異なりました。
このカメラは、フィルムカメラの黄金時代に位置しており、多くのプロカメラマンや写真愛好家から絶大な支持を受けました。その高い画質と操作性の良さは、現在でも愛用されています。