Leitz 800mm f/6.3 Telyt-Sレンズとは?
Leitz 800mm f/6.3 Telyt-Sレンズは、ドイツのカメラメーカーであるLeitz(現在のライカ)が製造した望遠レンズです。このレンズは、スーパーテレフォトレンズとして人気を集めており、野生動物やスポーツイベントの撮影など、遠くの被写体をクリアに捉えるために設計されています。
主な特徴
- 焦点距離:800mm
- 最大絞り値:f/6.3
- レンズマウント:ライカMマウント
- レンズ構成:6群6枚
- 最短撮影距離:5m
- フィルターサイズ:105mm
このレンズの主な特徴は、その超望遠の焦点距離と広い絞り値です。800mmの焦点距離は非常に長く、被写体までの距離が遠い場所でもクリアな画像が得られます。また、f/6.3の広い絞り値により、明るい条件下での撮影でも十分なシャープネスを実現します。
さらに、このレンズはライカMマウントを採用しており、ライカのミラーレスカメラやフィルムカメラとの互換性もあります。これにより、ライカのカメラユーザーはこのレンズを手軽に使うことができます。
発売日と価格
Leitz 800mm f/6.3 Telyt-Sレンズは、1983年に発売されました。当時の価格は約3,500ドルでした。この価格は現在のカメラレンズの価格と比較しても非常に高額ですが、その性能と品質からすると妥当な価格と言えるでしょう。
実際にこのレンズを使用してみると、その高画質と優れた被写体の描写力に驚かされるでしょう。遠くの被写体を迫力ある写真に収めることができるため、野生動物やスポーツイベントの撮影などで活躍すること間違いありません。
Leitz 800mm f/6.3 Telyt-Sレンズは、その性能と信頼性から、プロの写真家やエンスージアストにとって理想的なスーパーテレフォトレンズです。その迫力ある写真を撮影するためには、使いこなす技術と経験も必要ですが、それを充分に備えたカメラマンならば、このレンズを手にする価値は十分にあると言えるでしょう。