Leica R6.2 Film cameraとは？
Leica R6.2 Film camera（ライカR6.2フィルムカメラ）は、ドイツの高級カメラメーカーであるLeicaが1988年に発売した35ミリフィルムカメラです。このモデルは、Leica Rシリーズの一部として製造され、プロフェッショナルな写真家や愛好家から高い評価を受けています。
主な特徴
Leica R6.2は、堅牢なメカニカルなフィルムカメラで、クラシックなデザインと高品質な製造で知られています。以下に、このカメラの主な特徴をいくつか紹介します。
1. メカニカルシャッター: Leica R6.2は、電子部品を含まずに完全にメカニカルなシャッターメカニズムを搭載しています。このため、電池の消耗や故障の心配をせずに長時間の撮影をすることができます。
2. 大きなファインダー: このカメラは大きなファインダーを備えており、被写界深度や露出補正などの撮影情報を視覚的に確認することができます。また、ファインダー内にはシャッタースピードや露出計などの表示もあり、正確な撮影設定を行うことができます。
3. 高精度な露出計: Leica R6.2は、内蔵されている高精度な露出計により、正確な露出制御を実現します。この露出計は、フィルムの種類や撮影条件に応じて自動的に補正を行い、素晴らしい写真を撮影するための手助けをしてくれます。
発売日と価格
Leica R6.2は、1988年に発売されました。当時の価格は、ボディのみで約3,000ドル（日本円にして約30万円）でした。レンズとのセット販売も行われており、価格は様々でしたが、一般的には5,000ドル（日本円にして約50万円）以上が必要でした。
経験談
私はLeica R6.2を使って写真を撮影してきました。このカメラは、操作感が素晴らしく、手に馴染む感じがあります。また、メカニカルなシャッターの音やファインダーの明るさなど、使っていて本当に満足感があります。
一番印象的だったのは、このカメラの露出計の精度です。様々な状況下、さまざまなフィルムを使って撮影してきましたが、露出が的確に計算されていることにいつも驚かされます。特に、暗い場所や高コントラストなシーンでも、しっかりとした露出が得られるため、写真の質が向上しました。
ただし、Leica R6.2は、現代のデジタルカメラに比べると、重くて大きいという欠点もあります。また、フィルムを使うため、撮影後に現像する必要があります。しかし、その手間や時間をかけることで得られるフィルム写真の魅力は、デジタルでは再現できないものだと感じました。
Leica R6.2は、真の写真愛好家やプロフェッショナルにとって、信頼性と高品質を追求したカメラです。フィルム写真の魅力を堪能したい方や、クラシックなカメラで撮影したい方には、おすすめの一台です。
