Konica-Minolta Maxxum 5Dとは?
Konica-Minolta Maxxum 5D(またはKonica-Minolta Dynax 5D、Alpha-5デジタル、Sweet Digitalデジタルカメラ)は、コニカミノルタが2005年に発売したデジタル一眼レフカメラ(D-SLR)です。このカメラは、従来のフィルムカメラシリーズであるMaxxum(またはDynax)シリーズのデジタル版として開発されました。
性能と特徴
Maxxum 5Dは、61万画素のAPS-CサイズのCCDセンサーを備えており、画質や解像度の向上に貢献しています。また、最大3,200まで拡張可能なISO感度範囲を備えており、さまざまな撮影条件に対応することができます。
このカメラは、Konica-MinoltaのAマウントレンズを使用することができます。Aマウントは、Konica-Minoltaのフィルムカメラシリーズで使用されていたものであり、豊富なレンズラインアップがありました。そのため、既存のMinoltaユーザーにとっては、Maxxum 5Dはレンズの再利用が可能であるという利点がありました。
Maxxum 5Dは、高速で正確なオートフォーカスシステムも特徴の1つです。9点のクロスセンサーを備えており、被写体の追跡やスポーツ、アクションシーンなどの撮影に適しています。
発売日と価格
Konica-Minolta Maxxum 5Dは、2005年7月に発売されました。当時の価格は、ボディのみで約99,800円でした。また、キットレンズ(AF DT 18-70mm F3.5-5.6)とのセット販売もあり、その場合の価格は約129,800円でした。
結論
Konica-Minolta Maxxum 5Dは、当時の技術の最先端を取り入れながら、従来のフィルムカメラユーザーにとっては使いやすさと互換性が備わった優れたデジタル一眼レフカメラでした。その高性能なオートフォーカスシステムや豊富なレンズラインアップなどは、多くの写真愛好家にとって魅力的な選択肢でした。