Hasselblad XPan IIとは？
Hasselblad XPan IIは、1998年にハッセルブラッド社から発売された35mmフィルムカメラです。XPan IIは、その前のモデルであるXPanの後継機として登場しました。
XPan IIは、特筆すべき機能として、パノラマ撮影が可能なことが挙げられます。通常の35mmフィルムカメラでは、通常の撮影モードで撮影した場合には標準的な4:3のアスペクト比になりますが、XPan IIはボディ内部でフィルムを切り替えて、24mm×65mmのパノラマ撮影が可能です。
このパノラマ撮影機能は、写真家やハイブリッドなカメラユーザーにとって非常に魅力的でした。パノラマ写真は広大な風景や建築物を効果的に捉えることができ、写真に奥行きや独特の雰囲気を持たせることができます。
Hasselblad XPan IIの特徴
– パノラマ撮影機能：XPan IIの最大の特徴は、24mm×65mmのパノラマフォーマットに対応していることです。この機能を活用することで、独特の写真表現が可能です。
– レンズ交換：XPan IIは、交換式のレンズを使用することができます。このため、撮影シーンや目的に応じて様々なレンズを使用することができます。
– プロフェッショナルな操作性：XPan IIは、機能が高度である一方で、使いやすい設計がされています。露出やフォーカスの調整など、写真のクオリティを向上させるための操作が簡単に行えます。
Hasselblad XPan IIの発売日と価格
Hasselblad XPan IIは、1998年に発売されました。当時の価格は、ボディのみで約300,000円でした。また、交換式のレンズは別売りであり、価格はレンズの種類や性能によって異なりました。
XPan IIは一部のプロフェッショナルフォトグラファーや写真愛好家によって高く評価され、多くのユーザーによって愛用されました。そのため、中古市場での需要も高まり、現在でも比較的高価に取引されています。
まとめ
Hasselblad XPan IIは、パノラマ撮影が可能な35mmフィルムカメラです。パノラマ撮影機能を備えながらも、使いやすい操作性や高品質な写真表現を実現しています。また、1998年に発売されたXPan IIは、当時の価格が高く、一部のプロフェッショナルフォトグラファーや写真愛好家によって愛用されました。現在でも中古市場で高い人気を誇っています。
