FujiFilm DX-10 Digital camera (日本語解説)

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FujiFilm DX-10 Digital cameraとは?

FujiFilm DX-10 Digital cameraは、フジフイルムが1994年に発売したデジタルカメラです。当時のフィルムカメラ同様の操作感と高画質を追求したモデルであり、革新的なデジタル技術を取り入れた製品として注目を集めました。

製品概要

FujiFilm DX-10 Digital cameraは、センサーに1/4インチCCDを搭載しており、解像度は約340,000画素です。この解像度は現代のデジタルカメラと比べると低いですが、当時の技術では画質の向上が困難であったため、高性能とされていました。

また、DX-10は内蔵メモリーを持たず、画像をSmartMediaカードに保存する仕組みを採用しています。SmartMediaカードは最大2MBまでの容量を持ち、約41枚の画像を保存することができました。

特徴

FujiFilm DX-10 Digital cameraの特徴の一つは、デジタルとフィルムの融合した操作感です。ボディデザインは従来のフィルムカメラに似せており、シャッターボタンやダイヤル、フォーカスリングなどもフィルムカメラと同様に配置されています。このため、デジタルカメラ初心者でも直感的に操作することができ、フィルムカメラ愛好家にも受け入れられました。

さらに、DX-10は当時としては珍しいプリビュー機能を搭載しており、撮影した画像を液晶モニターで確認することができました。この機能により、撮影結果を即座に確認することができるため、撮り直しや設定の微調整を行いながらより良い写真を撮ることができました。

発売日と価格

FujiFilm DX-10 Digital cameraは、1994年に日本国内で発売されました。当時の価格は約16万円で、当時のデジタルカメラとしては高価な部類に入ります。しかし、フィルムの現像費用やプリント代を考えると、長期的に見ればコストパフォーマンスの高いカメラと言えるでしょう。

以上が、FujiFilm DX-10 Digital cameraについての紹介と解説です。当時のフィルムカメラとデジタルカメラの融合を図り、写真愛好家にとって画期的な存在でした。-

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