Contax RTS IIフィルムカメラとは？
Contax RTS IIは、コンタックス（Contax）というカメラメーカーが1982年に発売したフィルム一眼レフカメラです。当時の最新技術を駆使して作られ、プロフェッショナルな写真家やアマチュア撮影愛好家の間で非常に人気がありました。
Contax RTS IIは35mmフィルムを使用し、手動でフォーカスや露出をコントロールすることができます。高品質なゼンドレンズ（Zeiss lens）を使用することができ、優れた解像度と色再現性能を提供します。
Contax RTS IIの発売日と価格
Contax RTS IIは1982年に発売されました。当時の価格は、ボディのみで約1,000ドル（日本円に換算すると約12万円）でした。レンズを含めたセット価格は、使用するレンズの種類や数量によって異なりました。
Contax RTS IIの特徴
1. ロバートスチュアートとの共同開発
Contax RTS IIは、カメラメーカーのコンタックスと写真家のロバートスチュアートの共同開発によって生まれました。スチュアートは、実際の撮影現場での要望や意見をカメラに反映させることで、より優れた機能性と操作性を追求しました。
2. マルチメータリング方式
Contax RTS IIは、マルチメータリング方式を採用しています。この方式により、カメラが撮影対象の光を計測し、最適な露出を自動的に設定することができます。これにより、写真家は絞り値やシャッタースピードなどの設定に集中する必要がなくなり、素早く正確な露出を得ることができます。
3. 耐久性と堅牢性
Contax RTS IIは、堅牢なボディと耐久性のある構造で知られています。鋳造マグネシウム合金ボディは、衝撃や環境変化に対して優れた耐性を持ち、長期間の使用にも耐えます。また、シャッターユニットは10万回以上のシャッター動作を保証するほどの信頼性がありました。
Contax RTS IIは、一眼レフカメラの優れた性能と堅牢な構造が組み合わさった逸品です。そのため、現在でも多くの写真家やコレクターに人気があり、高い評価を受けています。
