Kodak DX3800 デジタルカメラとは?
Kodak DX3800は、2001年にイーストマン・コダック社によって発売されたデジタルカメラです。このカメラは、当時のユーザーにとっては使いやすく、手頃な価格で高品質の写真を撮影できることで評判となりました。
特徴と機能
Kodak DX3800は、320万画素のセンサーを搭載しており、最大解像度は2160×1440ピクセルです。これにより、鮮明で細部までしっかりと捉えられる写真を撮影することができます。
また、固定焦点のレンズを備えており、広角から中望遠までの幅広いシーンに対応しています。撮影モードは、プログラムオートとマニュアルの2つがあり、ユーザーのニーズに合わせた撮影が可能です。
DX3800は、撮影した写真をその場で確認するための1.5インチの液晶ディスプレイも搭載しています。このディスプレイは、被写体の構図や露出をチェックするのに役立ちます。
さらに、カメラはAAサイズのアルカリ乾電池を使用し、約180枚の写真を撮影することができます。この点も、外出先や旅行などでカメラを使いたい場面で便利です。
発売日と価格
Kodak DX3800は、2001年の夏に発売されました。当時の価格は、約3万5千円から4万円程度でした。この価格帯は、デジタルカメラ市場において比較的手頃な部類に入るものでした。
実際の使用経験
私はKodak DX3800を購入してから、数年間このカメラを使用してきました。このカメラの使いやすさには本当に驚きました。当時はまだデジタルカメラが普及し始めたばかりで、操作が複雑だったり写真の品質が低かったりすることが多かったですが、DX3800はそういった問題を抱えていませんでした。
特に、プログラムオートモードは素晴らしく、様々なシーンで優れた写真を撮影することができました。また、カメラ自体のサイズもコンパクトで、持ち運びやすかったです。
ただし、センサーの解像度が現在のデジタルカメラに比べると低いため、拡大プリントをする際には若干の画質劣化が見られました。また、液晶ディスプレイも小さく、見える範囲も狭かったため、写真の確認には限定的でした。
しかし、当時の技術と価格を考慮すると、Kodak DX3800は優れたデジタルカメラであり、多くの人々に愛されました。その使いやすさと手頃な価格は、初心者から上級者まで様々なユーザーにとって魅力的な選択肢でした。