Canon EX EE Film Cameraとは？
Canon EX EE Film Cameraとは、キヤノン株式会社が1970年代に発売したフィルムカメラの一つです。その他に類似の製品としてEX Autoがありますが、EEは「Electric Eye」の略で、自動露出機能を備えていることを示します。
EXシリーズは業界初の交換レンズ式オートマチックカメラとして話題になりました。このカメラは主に一眼レフカメラの簡易版として設計され、シャッタースピード優先の自動露出が可能でした。これは、シャッタースピードを指定すると、カメラが自動的に適切な絞りを計算し設定するというものです。
発売日と価格
Canon EX EE Film Cameraは1974年に発売されました。当時の価格は約30,000円で、現在の価値に換算すると約100,000円ほどになります。ちなみに現在でも一部の中古市場やオークションサイトで取引されています。
個人的な体験
私自身、20代の頃に初めてこのCanon EX EEを手に入れました。その当時はまだフィルムカメラが主流で、デジタルカメラはまだまだ普及していませんでした。しかもこのカメラは、初心者でも手軽に使える仕様で、写真撮影の楽しさを教えてくれた思い出深い一品です。特に、自動露出機能は画期的で、フィルムカメラに不慣れな私にとっても便利でした。
まとめ
Canon EX EE Film Cameraは、その使いやすさと便利な自動露出機能により、多くのカメラ愛好家から支持を受けてきました。フィルムカメラの魅力、そして写真撮影の基礎を学ぶには最適な一台だと言えるでしょう。今もなおその価値は色褪せておらず、中古市場で求めることができます。デジタル一眼レフやミラーレスカメラが主流となった現代でも、フィルムカメラの持つ独特の風合いと、写真撮影の根本を学べるこのカメラは、まだまだ価値ある存在です。
